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2021年05月23日更新
2021年5月30日 主日礼拝
前 奏
招 詞 ローマ12:1
頌 栄 544(夕拝177)
主 の 祈
使徒信条
聖 書 サムエル記上 10章1~27節 (旧約p441)
牧会祈祷
讃 美 歌 177(2節まで)
説 教 「見続けるべきもの」
祈 祷 内田 知 牧師
讃 美 歌 352(2節まで)
献 金
頌 栄 540
祝 祷
説教「見続けるべきもの」
サウルは王となるべく油を注がれました(1節)。サムエルはこれが神の御心であることを示すため、サウルの身に起こるしるしを示します(2~6節)。それらはすべてその日のうちに起こりました(9節)。またくじ引きをすると、全イスラエルの中からサウルが王として選び出されます(21節)。しかしサウルは自分の身に起こったことが現実のこととは思えなかったことでしょう。叔父に会ったときにはサムエルに会ったことは告げますが、王となるべく油注がれたことは口にしません(16節)。また自信もなく、重圧に押しつぶされそうだったのでしょう。くじで選ばれたときには、荷物の間に隠れており(22節)、彼を認めようとしないならず者たちにも何も言えなかったのです(27節)。
わたしたちにも「自信がない」、「自分にはこのような務めは果たせない」、「無理だ」、そう思うことがあります。しかし信仰は「自信に生きる」、「自分のことを信じる」、そういうことではありません。自分を見つめれば、弱く、惨めで破れだらけなのです。しかしそこで、そんな自分をも召して下さろうとしている神さまを見上げるのです。そして踏み出していくのが信仰の歩みなのです。