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2013年12月号「きよしこの夜」
さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。 御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。彼らに会った上で、この子について自分たちに告げ知らされた事を、人々に伝えた。人々はみな、羊飼たちが話してくれたことを聞いて、不思議に思った。しかし、マリヤはこれらの事をことごとく心に留めて、思いめぐらしていた。羊飼たちは、見聞きしたことが何もかも自分たちに語られたとおりであったので、神をあがめ、またさんびしながら帰って行った。
(ルカによる福音書2:8-20)
♪きよしこのよる 星はひかり
すくいのみ子は まぶねの中に
ねむりたもう いとやすく♪♪
みなさんも誰もが知っている曲ですね。この曲の意味を考えたことはありますか? 歌詞の中で「すくいのみ子」ってありますが、いったい誰のことを指しているのでしょうか。
みなさんは、クリスマスページェントで、ひとりひとり意味のある役をこなしましたね。その中で、天使が羊飼いに告げた言葉を紹介します。
『恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである。』
『いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように。』
可愛い天使役の女の子たちが羊飼いに向かって言った台詞です。ちなみに、ページェントでは、マリヤとヨセフも良い雰囲気が出てよく似合っていたね。もちろん宿屋の主人と博士たちも格好良かったよ。
聖書の中に出てくるお話は、どれも意味のある神さまのみことばから来ています。イエスさまがこの世に生まれてきたことは、全世界における幸福と救いの証しだということを覚えていてください。クリスマスをお祝いするのは、「すくいのみ子」が神さまからの最大のプレゼントとして与えられ、私たちに喜びと幸せをもたらせてくれるとても聖なる日だからだということを忘れないでください。いつもこのことを心に留めて主イエス・キリストの誕生をお祝いしましょう。
メリークリスマス☆彡
(お話 加治屋佳代子)