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2014年11月号「お父さん、お母さんを敬いなさい」
子たる者よ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことである。
「あなたの父と母とを敬え」。
(エペソ人への手紙6:1-2)
みなさんは、お父さん、お母さんが好きですよね。「敬う」とは、大切に思うということです。
大切なお父さん、お母さん、・・でも、時には叱られたり、気持ちを分かってもらえなくて、大切に思うどころか、「嫌い」なんて思ってしまうことがあるかもしれませんね。
でも、みなさんが、お父さん、お母さんのもとに生まれ、家族となったのは、すべて神さまが決められたことなのです。
家族は、神さまからの贈り物です。だから、お父さんやお母さんと意見が合わなかったり、叱られて素直な気持ちになれなくても大丈夫です。なぜなら、わたしたちとお父さん、お母さんの間には、いつも神さまがいらっしゃるからです。神さまが、家族をしっかりとひとつに結びつけてくださっています。
神さまから与えていただいたお父さん、お母さんを大切に思えば、神さまを敬い、感謝するということになります。これからも、お父さん、お母さんと一緒に、いつも神さまを見上げてお祈りしましょう。
(お話 辻野 公美子)
ホセ・デ・リベーラ「モーセ」
1638年
マルティーノ美術館