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2015年2月号「神さまの国の人になろう」
ヨハネが捕えられた後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べ伝えて言われた、「時は満ちた、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」。
(マルコによる福音書1:14-15)
イエスさまはおっしゃいました。「時がきました。神さまのお国がきますよ。神さまのほうを向きましょう。」
イエスさまが最初に人々にお伝えしたのがこのお言葉です。神さまのお国ってどこでしょう? どこかに見えるのでしょうか? 私たちの住む日本やアメリカ、韓国など、そういう国は目で見えるけれども、神さまのお国は目で見ることはできませんね。だから、そんな国はないよ!って思うでしょうか?
神さまのお国は、神さまが一緒にいてくださるところなのです。神さまのことを信じて神さまにお祈りするとき、教会に来て礼拝をしているとき、私たちは神さまの国にいられるのです。
私たちが生きている世界は、時に暗くて寂しもののように思えるときがあります。苦しいこと、悲しいことで涙がいっぱいになることがあります。でも、そんな世界にイエスさまが人としておいでくださいました。そして、神さまはたったひとりの御子イエスさまを与えるほどに、この世を愛してくださっていることがわかりました。神さまは私たちのことを愛して、いつも守って力を与えてくださっているんですね。
神さまは、みんなの心をトントン叩いてくださっています。思い切って心のドアを開けましょう!
どうか、みんなの心の中にも、そしてこの世界にも、御国が訪れますように。みんなも心から「御国を来たらせたまえ」と祈ることができますように。
(お話 井勝 裕子)